通常ヘアーカットは濡れた状態で切ることがほとんどです。
風呂上がりの爪が切りやすいのと同じ理由で、髪の主成分であるケラチンタンパクが濡れると柔らかくなるため切りやすくなるのです。
でもヘアースタイルは大抵は乾いた状態のスタイルです。
濡れてしまうと、ヘアー本来の癖・ボリューム・生え向きなど確認出来なくなくなってしまいます。
濡れた状態で乾いたときの収まりを想定してカットしても、もとのテキスチャーとは違います。
そんな時はその癖をそのままドライで切ります。オリジナルの癖を活かした生き生きしたヘアースタイルになります。
そのあとシャンプーをして、ウェット状態でチェックカットをすると、再現性の高いスタイルになります。
自然の癖を活かしたい方にはお勧めです。