A Cut Above ではレザーにガードをつけません。ガードとは安全のために歯の上につけるギザギザのプロテクターです。

プロテクターがあると確かに安全で自分の手を切ることはないのですが、それによってどうしても髪に負担がかかり、ダメージの原因になるからです。

日本料理の板前さんの包丁を思い浮かべてください。 板前さんが刺身を切るとき、包丁をぶつ切りに直角に入れませんよね。

板前さんは包丁の刃を押す、もしくは引きながら魚を切りますよね。 その切り方でそのネタの味を左右するともいいます。

板前さんは危ないからと言って包丁にプロテクターをつけますか? そんなことをしたら刺身がズタズタになってしまいます。

髪も同じです。切るとき十分に濡らして斜行運行するからキューティクルを傷つけずに、髪を切ることができるのです。

A Cut Above ではプロテクターなしで使いこなせるようになるまでその技術の習得に十分な時間をかけています。

レザーカットはよく、傷むから嫌いだと敬遠されることがよくあります。でもそのカットラインはとてもソフトでなじみやすい自然なラインです。

求めているデザインにやわらかいソフトなラインがほしいとき、是非試してみてください。

 

高井